【マイプロ工房】マイプロジェクトとマイコミュニティを複数持つこと

僕は企業に正社員として勤めながらインハウスデザイナーをしているわけですが、それと同時にいくつものプロジェクトやコミュニティに参加したりしています。なぜ参加しているかといえば、純粋に面白いからですね。それと予測としてですが、今後、僕たちは自分ごとをプロジェクト化して進めていける生態系となるようなコミュニティを複数持つことになるのではないかと考えているからでもあります。僕の場合は、以下のようなプロジェクトが進行中で、ネットを通じたサロンやコミュニティ、オープンプラットフォームなどにも参加しています。すぐには芽が出ないかもしれないけど、小さなことでも提案し、アクションしていけば、同じような考えを持っている人たちの役に立つようなアイディアやデザインを提供していけるのではないかと考えて、複数のコミュニティーに入って、共創しています。人と人がつながり、大きな輪になり、お互い影響を与えながら、切磋琢磨しつつ、何かの問題なり、課題なり、テーマなりに、一緒に取り組んでいくようなプラットフォームが今まさにあらゆるところで産声をあげているような気がしています。

 

 

 

1.ROXプロジェクト

クリエイティブコミュニケーションロボットの企画開発プロジェクト。富士ゼロックスさんの新規事業として去年Wemakeで選ばれたコンセプトを価値検証からモックアップ製作、駆動試作まで行なっているプロジェクトです。僕はデザイナーとして微力ながら参加しています。プロジェクトリーダーである大川さんが発足した大手企業の横のつながりによるオープンイノベーションプラットフォームであるoneJapanでもプロジェクトが繋がり始めています。あらゆる社会問題を解決するためにCollective Imapctを起こすことをミッションとしているOneJapanの代表作品として、創造性を発揮するためのコミュニケーションロボットをなんとしても実現したいと考えています。日本人は創造力や発想力が海外に比べると弱いという印象がありますが、そうではないと考えています。縦割り社会に亀裂を入れて、横のつながりにより、革新的なアイディアやデザインを次々に産み出す為に、このロボットが大活躍してくれることでしょう。

 

 

 

2.虹色パラシュート

個人的な問題解決の為のプロジェクト。発達凹凸のある子供とのコミュニケーションの問題を具体的なアイデアを出し合いながら解決して行くために発足。友人のアイディアシェアにてアイディアを公募。最近の気づきとしては、発達障害という言葉自体が認知され始めてきているが、発達障害と診断されないグレーゾーンにも焦点を当てていくともっと面白い取り組みにつながりそうだと考えています。健常者と障害者の境界が融解して、誰もが凹凸を認め合い、特異分野を活かした生き方をしていける世の中を創っていくことをミッションにしています。


3. SKD(Social Kids Design)

子供の想像力や経験を育む為のデザインとはなんだろう?という問いから実験的に考察を始めたプロジェクト。まだ構想中ですが、子供達が将来、自ら考え、行動し、前向きなライフデザインを描けるように願いを込めています。創造性を促進する教育方法やツールの提案から開発、大人が子供と向き合う為のコミュニケーションデザイン、子供が安心して暮らせる社会システムを、デザインの力でよりよくしていくことを目的にしています。僕とっては子供達が毎日楽しくワクワクを忘れず、暮らせるよう、SKDを通じて二人称のデザインに取り組んでいきたいと考えて、このプロジェクトを発足します。

 

 

4.シゴトサロン

友人Readmasterさんが主催しているサロンに招待され、サロン内で遊ばせてもらっています。シゴトを0から1にステップアップする為の知見の共有や、実際に取り組んでいることなどを紹介し合い、サロン内で何か新しいシゴトにつながるきっかけとなる動きをしていきたいと考えているところです。自分の内側から出てくる問いかけや、やりたい事をキャンバスに描きながら、同じように何か始めようと思っている人達と切磋琢磨していけたらと考えています。

 

 

5.WEMAKE

モノ作りの民主化をコンセプトにしたオープンプラットフォーム。A(エース)が主催運営。ネット上でアイディアやコンセプトを投稿出来、 WEMAKE登録者同士でチームを組んだり、メーカーとのコラボレーションにより、イノベーティブなアイディアやデザインを産み出すことを目的としている。ごく一般的なデザインコンペとは違い、大手メーカーにもメンターが付き、投稿者とメンター、登録者と共にディスカッションを重ねて、アイディアをより良いモノにブラッシュアップしていくというユニークなプロセスが特徴。makepointというプロジェクトへの貢献度によって支払われるPoint制度も特徴の一つ。現在takebonのMakepointは約3000Point。おそらく上位に入っているはず…。このプラットフォームやアイディアを考えることが好きな人や、モノ作りの議論をしたい人にはうってつけのプラットフォーム。毎回プロジェクトごとに学びがあるし、横のつながりも出来やすいので、なるべく公募されたプロジェクトは参加することにしています。

 

 

6. Innovation Cloud

博報堂が主催するイノベーションアイディアプラットフォーム。大手メーカーから出されるお題に登録者が800文字程度の文章でアイディアを提案するというスタイル。僕はデザイナーなので、イメージ優先になりがちなところがありますが、このイノベーションクラウド上では、文字のみで意図を伝える必要があり、毎回四苦八苦しながら、アイディアをひねりだしています。アイディアの特徴やウリを要領を得た回答として、第三者へ伝えなければならず、言葉を組み立てる訓練にもなります。参加したお題に対するアイディアは10案以上考えることで、言葉とイメージを繋げるトレーニング材料としてとても良いプラットフォームです。

 

 

7.Coconala

CoconalaやLancersなどでも活動しています。coconalaでは、ファンになってくれた方は26人。ありがたいことです。出品数は14件。実績は58件。評価数は43件。ランクはマスター2。coconalaでは中堅どころといったポジションだと思いますが、毎回学びがあり、本業にも良い影響を与えてくれています。視覚表現の研究を実践する場として格好のプラットフォームになっています。ロゴマーク、イラスト、プロダクト、アイディア提案など、デザインを主軸としている僕にとっては欠かせないプラットフォームの一つになりつつあります。

 

     

8.Lancers

lancersでは、実績は未だ2件止まりです。1件はロゴマーク。IDXというロゴマークが採用になっています。Lancers×カブク×本田技研のコラボレーション企画で一件コンセプトカーのデザインが採用となっています。Lancersはたまに面白い企画があるので、見逃さずチェックしているような状況です。

 

 

 

9.今後登場するであろうコミュニティとは?

同時的に共働出来る開発プラットフォームが数多く登場してくることになるでしょう。プランニングからコンセプトメイク、アイディア展開、デザイン展開、デザイン戦略、販売企画、広告計画など。一つの企業に所属して、その企業内で完結できるようなプロジェクトではなく、企業や組織に囚われずに、有志が集まって、お互いの特異分野を持ち寄って、一つのプロジェクトチームを組んで、問題解決に当たる。そんな生態系が生まれてくるのではないかと予測しています。そんな生態系の中で、デザイナーの役割は、プロジェクトの共通認識となるコアなイメージを鮮明化し、あらゆる情報とアイディアを編集統合化して、一つの道筋を立てて、行動に移していく。そんな役回りをすることになると考えています。企画編集戦略家=デザイナーだと思っています。

 

 

プロジェクトの対象となる事柄ももっと身近な所から発生していきます。金銭的な利益獲得のためのモデルではなく、人の役に立つ貢献型モデルにシフトしていきます。子供がいる家庭であれば、子供の成長段階によって発生する問題や悩みなどを共有する小さなコミュニティが地域ごと、学区ごと、町ごとに創られます。ネットによって誰とでも繋がるコミュニティではなく、リアルに小さく繋がるコミュニティがあらゆる所に点在しているイメージです。今まで当事者は悩みがあっても相談出来ない事が多く、役所や企業の相談窓口はありますが、なかなかピンポイントで相談解決出来るような窓口ではありませんでした。そこで、当事者同士がお互いに相談し合い、悩みを共有し、そこにあらゆる専門家が集まる。そんな生態系が生まれてくることになるでしょう。

 

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【Modeling】ModoのMeshFusionを活用したROX耳付きモデリングについて

meshfusionは、今までCGモデリングでは出来なかった乗算、減算など出来て非常に便利な機能です。

孔にポコっとモノいれる感じが簡単に作れます。
CGで和差積が出来る!
Meshデータをそれぞれsurfaceに変換し、書き出しておけばCG→CAD化も可能です。
モデリングの可能性が広がるツールであることは間違いないでしょう!
この機能で作ったのがコレ↑
ちなみにこのモデルビュアーはSketchfabです。Modoである程度ポリゴンを細分化しておき、fbxで書き出ししてsketchfabにアップロードしています。汎用的なモデリングサンプルや、個人で制作したモデルなどアップして、世界中の人達に見てもらえるという醍醐味がありますし、sketchfabにアップロードされているデータのクオリティには眼を見張るものがあります。世の中広いです。世界と繋がる瞬間ですね。

上記の耳付きROXデータは
Maker Fairで開催されたROX展示会のAI機能付き対話デモで使用されました。 

大活躍されているNextremerさんがAI部分を担当されました。まさかROXを評価して下さった富士ゼロックスさんと、Nextremerさんとコラボ出来るなんて、MFTでROXが画面の中ではありますが、会話が出来るようになっていて、本当に感慨深いものがありました。みなみに夏はスイカがオススメだそうですw 
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2016年の振り返り 視覚表現を探求した一年


1月 日本の職業をイラストで表現 給料BANK

■年初めの出来事
山田コンペーさんにお声掛け頂き、給料バンクにイラスト掲載頂きました。その中でも日本の給料&職業図鑑という書籍が出版されたこと、地元の本屋で立ち読みしている人を見かけ、すごく嬉しかった事。まだ1年経ってないんですね。スタートダッシュはここから始まりました。会社に本が置いてあると、何?転職活動すんの!みたいに思われ、持って行き辛くなりました(笑)その後、第二弾書籍が発売されましたね。その後は、イラストのクオリティがとても高くなり、かなり刺激を受けました。
小学校の頃の友達に見せたら、Takebonらしいと指摘されました。小学校の頃からタッチや雰囲気は変わらないようです。何より日本各地の子供にこの本を手にとって、イラストにクスっと笑いながら、将来なりたい職業に夢を馳せてもらえたことが何よりの収穫です。

4月 オフィス向けコミュニケーションロボット ROX

■ROXプロジェクト
続いて富士ゼロックス主催のwemakeプロジェクトへの参加。最も思い入れが深いプロジェクトでした。横浜の富士ゼロックス社屋みなとみらいにて、約100名近い人の前でプレゼンするという機会に恵まれました。なかなかこういった機会というのは無いので、とても貴重な体験と学びがありました。富士ゼロックスさんの風通しの良い社風は、これからの企業のあり方を変えていくんじゃないでしょうか。
コンセプトを練り上げ、モデルを起こし、プレゼンし、プロジェクト化され、モックを製作し、たくさんの人を巻き込んで、ROXの価値を見出そうと模索して一緒にみんなで盛り上げていこうという気概と刺激を与えて貰い、大変面白い取組に発展しています。

10月 EVコンセプト 【MC-β】のオープンイノベーションデザイン

■CEATECH2016に出展されたコンセプトデザイン
企画、デザイン、モデリングという今まで養ってきたスキルを活かして、オープンイノベーションにチャレンジしてみました。メーカーから評価され、最終的にはCGをコンセプトムービーに挿入頂けた事が収穫でした。CEATECH2016の本田技研さんブースにて大々的に発表してもらえた事は今までやってきたことの積み重ねから実績となり、自信に繋がった取り組みとなりました。EVカーの未来には、地域密着型のカスタムカーがあっても良いでしょう。その一つのアイデアを提案しました。着脱式の屋台カーに人が集まり、コミュニケーションが発生する。観光名所鎌倉に合った屋台カーとしてMC-βをリデザインしました。カブクさんの3Dprintingノウハウと、Lancersさんのクラウド3Dメーカーの協働と、本田技研さんによる21世紀のモノ作りとしてのオープンイノベーションプロジェクトにデザイナーとして参加できたことは大変光栄な事でした。富士ゼロックスさん、本田技研さんのように、業界を横断するようなプロジェクトはこらからも続々と登場してくることになると思います。その先駆けになれたら最高です。

Co-Labo-Maker & IdeaShare

■ロゴマークデザイン
ロゴデザインを幾つか提案させて頂きました。その中でも思い入れの強いコラボメーカーのロゴマークは、友人が進めているプロジェクトです。コラボメーカーは古谷さんがこれから本格的に取り組んでいくスタートアップになりますが、是非とも成功して頂きたいプロジェクトです。デザイン面での支援を今後も貢献できたらと考えています。
 
Readmasterさんが運営するアイデアシェアのロゴマークはアイキャッチーなオニオオハシを前面に押し出したキャラクターデザインが特徴で、クチバシからラジエートするアイデアをイメージしたロゴマークです。アイデア発想のオープン化によって新たなアイデアコミュニティを生成する取組をこれからも応援していきます。
 

11月 ダイキン【NEXT AIR】プロジェクト

■Wemake×DAIKIN オープンイノベーション
オープンプラットフォームWemakeを活用した大手メーカーのプロジェクトに今年はたくさん参加させて頂きました。その中でもDAIKINさんが進めるNEXT AIRプロジェクトには5案ほど提案し、【Air-Sense】というロボットコンセプトが最終選考まで残りました。いろいろ重なり苦労しましたが、家族の為のロボットを提案できたことが収穫です。目に見えにくい自律神経を整え、ココロとカラダをサポートしてくれる家族に寄り添うロボットです。メーカー担当者とプロジェクトメンバーと如何にコミュニケーションを取りながらコンセプトをまとめていくかいろいろと学びがあったプロジェクトです。
 
一般人が大手メーカーの未来の為のプロジェクトに参加し、ユーザー目線でコンセプトを立案し、事業化され、商品化される日が近い事を実感しました。ただし、そこには誰よりもそのプロジェクトを愛して育んで行きたいという【情熱】があり、その想いに【共感】する人達が集まり、プロジェクトを推進していくという強烈なモチベーションが無ければ成り立たないだろうなぁと思った次第です。結果は未だ出ておりませんが、ロボットのあり方については、来年も何かしらの提案していけたらと考えているところです。
 

■虹色パラシュート
Readmasterさんが運営するアイデアシェアに発達障害児のコミュニケーションのあり方についてアイデアを公募しました。当事者の方や発達障害に関わる方からのアイデアは非常に参考になるものばかりでした。当事者の家族のあり方についていろいろと考えさせられる事が多く、家族とのコミュニケーションの問題解決を何か行動に移せないだろうかと考えています。二人称の問題を解決する為の第一歩の年になりました。

 

 


■人との出会い
wemakeで繋がった古谷さんと、富士ゼロックス共創プロジェクトの最終プレゼンで出会い、そこからの繋がりで、名古屋で活動される企画マンReadmasterさんも紹介して頂きました。Readmasterさんの活動っぷりはslack経由でいつも共有させて貰ってますが、そのフットワークの軽さにいつも刺激を受けっぱなしです。シゴトを根本のところから創り上げていく姿勢は学びそのものです。voicyのネットラジオ番組企画シゴト研究所のゲストトークは毎回学びがあります。iphoneアプリがありますので、みなさんも是非聴いてみて下さい!
 
幕張メッセで開催されたMakerfair2016にて、WemakeでROXを応援して頂いたDr.中松(ペンネーム)さんとの出会いもありました。介護当事者としてのお話をお伺いして、問題を抱えている当事者自らが考えて動くということの大切さを学びました。物事に制約があったり負の連鎖がある代わりに、その熱をクリエイティブなエネルギーに変えていく中松さんに教えられた事が、虹色パラシュートの取組に繋がっています。
 
富士ゼロックスの大川さんとは、ROXプロジェクトでいろいろと共創させて貰ってますが、今年はOne Japanをpanasonicの濱松さんと共同で設立されました。その中でのワンエピソード。富士ゼロックスの悪だ組の代表的な取組事例ROXが経済フロンティアのTV番組で全国デビューを果たしました!大川さんの人徳ですね。大川さん、様々ですね。縦ではなく、横の繋がりがあるって強いなぁと感じました。組織の垣根を飛び越えて活躍される大川さんから学ぶ事もたくさんありました。縦型組織ではなかなか出来ない事を有志を募って、皆んなで共有知を創り上げていくOneJapanの取組をこれからも応援していきます!
 
 

■情報発信
ブログを書くようになりました。なかなか定期的に発信は出来ていませんが、日々思ったことなどツラツラ書くということを続けています。ビジュアルと文章で自分が考えていることを表現することを習慣化しておきたいと思って始めたブログです。
 
 

■想像するモチベーション
子供の発想力や想像力から学ぶことがたくさんありました。粘土を持たせればオモチャに粘土を付けて全く違うカタチにしたり、絵の変遷を見れば、どんどん進化していくイメージに毎回驚かされたり。誰かにプレゼントして喜んでくれるという気持ちから手紙を書き続けたり。毎日その時々を精一杯遊んで楽しむ子供の遊び方から学ぶことが多かった一年です。
 

まとめ

■繋がった一年
今年を振り返ってみると、いろいろな繋がりが出来た一年でした。人と繋がり、プロジェクトが繋がり、あらゆる活動が円環のように繋がっているイメージです。これは別項で図解しておきたいと考えています。目の前にあるシゴトを、視覚表現者として探求し、より良いアウトプットに繋げていくことで、いろんな繋がりが出来つつあります。
自分に出来ることなんてちっぽけで、全然力及ばずで足りなくて、たいしたことないかもしれません。緊急の用事ばかりで、本当に大切な事に時間を割けていないかもしれません。大切な人の成長を見逃してしまったりするかもしれません。感情的になって、なかなか面と向かって真正面から向き合うことができないかもしれません。
■家族という存在
そんなちっぽけな自分ですが、一歩ずつ前に進んでこれたのは家族の応援があったからです。日々の家事に追われながらも子供達と真正面から向き合ってくれている。その成長を一瞬たりと逃さずにキャッチして受け止めて、喜びに変えてくれる。女性も社会進出だ!という波がある一方で、専業主婦としてコツコツ日々の生活を守り、子供達との時間を最も大切に育むという生活スタイルもあるはずです。未来は子供達の手の中にあります。そして子供達はやっぱり母親という存在から学ぶと思います。社会進出をする為の子育て支援ではなくて、子供と向き合う為の子育て支援が最も大切なコアな部分ではないかと考えています。

モノ作りにおける図解表現その1 【図面】

■図面

 

物作りにおける図解伝達手段としては、図面、断面図、側面図など、空間の中に物質を定義する、カタチを定義するための図解があります。その中でも最も古くから使用されてきている図解手段が2D図面です。デザイナー、モデラー、設計者、品質管理者、試作加工業者、金型屋など、モノ作りの専門家同士の最も正確なコミュニケーションツールと言っても良いでしょう。最近では、3Dデータでのコミュニケーションが主流ですが、データを扱えなかったり、CADツールの互換性が無いとデータ閲覧が出来なかったりもするので、万国共通のツールとして図面が必要となるケースが多いです。デザイナーにとっても、図面データから、シボ指示や、2次加工の仕様書等を作成することが多く、実寸サイズでモノを確認する為のツールになります。
 
■断面図
そして、図面の中にはバッサリとある直線で切り取られた断面図という図解があります。モノ作りにおける構成・構造・実装を考える場合に必然の図解です。樹脂、基板、LED、機構などの実装化を検討する際に図面を手描きで書けないと、設計者やモデラーとのコミュニケーションは取れません。造形の起伏、制約がある中で如何に形状を作るか、部品と部品の合わせ方、組み付け方や、部品どうしのクリアランスなども精密に断面図から想像して、定義をしていきます。設計者には必須の図解ですが、デザイナーにとっても必須と言っていいでしょう。意図する形状を正確にモデラーや設計者へ伝える為に、実寸断面図を描ける、図面を引けることが形状を決めていく上では重要なスキルとなります。
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伝染するデザイン

ROXプロジェクトを面白おかしく語ってくれた富士ゼロックスのSSKさん。楽しそうにロボコンのことをいろいろ語って頂きました。是非とも関東大会勝ち抜いて全国大会出場に向けて明日頑張ってほしいです!
ROXくんはこのモデルの三倍はあるというサイズのインパクト大のロボットに大変身しているとのこと。顔認識やコミュニケーション機能など、いろいろ検討されているそうです!はぁ、楽しみ楽しみ!ライブ配信も検討中とのことで、是非ライブでロボコン見てみたい!


■想いは伝わって広がっていく
大袈裟ではなくて、自分が徹底して拘って作り上げたものは誰かに伝わり、そこから伝染して行って、どんどん広がりを持っていくんだということを実感しています。魂が込められているかいないかというのは、すぐにバレてしまうんだなぁと思います。デザインというのは対峙するものは対象となるテーマであったり、問題であったり、コンセプトであったりしますが、対象を通して実は自分と対峙しているんですね。どこまで拘りを持てるかは、自分とどこまで対峙できるか、喧嘩できるか?ということなんだと考えます。徹底して自分と向き合うことがデザインなんだろうなぁと。それが中途半端だとやっぱりうまくいかないし、成功もないんだろうなぁと漠然とですが、思います。魂が込められているかいないかは伝染するんだと思います。


■隣にいる人のアドバイスを素直に聞く
自分と向き合うことに限界が来る時もあります。そんな時はすぐ隣にいる人の意見を聞くと、全く異なる視点からアドバイスを貰えるので、本当に真剣に耳を傾けて聞くわけです。あぁそんな考え方あるんだ。そんなイメージに見えるんだ。そうすると自分の足りない部分が見えてきて、何を強化すればよいかが見えてきます。僕の場合はそれが家族であったり、友人だったり、クライアントさんだったりします。デザイナーでなくても、上司でなくても良いです。直感的に感じたことをそのまま言ってくれる人がいると本当に支えになります。僕の場合は妻のボソっと言う一言をピュアな気持ちで受け止めます。デザインに関しては素人でも、良いか悪いか?はセンスのある人だったらすぐ分かります。妻に良いね!って言ってもらったら合格なんです。だいたいうまく行く。独りよがりになるのではなく、誰かに直感的に答えてもらう、お世辞も要らない、率直な意見。結構これでグサリとやられることも多いですが、受け止めます。ナニクソ!という気持ちですね。そういう存在が近くにいるのは本当に大きいです。


■自分と対峙してニュートラルに
クリエイターの自己満足ってありますよね。作った本人は満足しているが、それを使う人や利用する人、見る人にとっては良くわかんないという…。そんなとこ見てないよ〜という細かいところにまで執着して拘ることですね。自己満足なんですけど、これってとっても重要なことです。自己満で終わってはいけない、その先にいるユーザーのことを考えないとと言われるデザイナーさんはいると思いますが、それは想像力豊かな本当に優秀な方ならできます。僕みたいな人間は他人の気持ちを想像したりすることは苦手なので、まずは、自分が満足出来るかどうかを最大の指標にしています。ニュートラルな状態で自分のスケッチなりアイディアなりモデリングなりを見て、違和感があれば何かがおかしいので、検証します。これって良いね!と思えるようになるまで、見ては調整、見ては調整を繰り返して、少しずつ自己満足いくものに仕上げていきます。スケッチであっても、CGであっても、モックでも、試作でも、型品でも同じです。後者にいくに従いお金の動かし方もなかなか荷が重く、動く人の数も半端なく多くなってくるので大変ですね。
そんな時に大切なのはハートしかないんですよね。どれだけ愛着があるか、親密感があるか。我が子のように扱えるかどうか。そんな可能性をROXは秘めていそうです。独り立ちするまでは面倒みるからね〜。と言いたいとこです。
富士ゼロックスの有志のみなさん!!
明日は本当に頑張ってください!!
応援しています!
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数珠つなぎに繋がる縁

■一つ一つの縁を大切にしていくことで数珠つなぎになる
オープンプラットフォーム上でコミュニティを作り、ユーザーと共にディスカッションしながら育ててきたROXがプロジェクトになり、Maker Fairで展示され、TVでも取り上げられ、CEATECでもまさかの縁でまた再会することが出来ました。ROXに関わっていなければ、HONDAさんのオープンイノベーションプロジェクトにも関われていなかったかもしれません。そしてHONDAさんカブクさんLancersさんのコラボ企画に参加できていなかったら、新たな縁にも出会えていなかったでしょう。

■過去の振り返り
ROX以前を振り返っても、4年前にあるプロジェクトの提案をしていなかったら、今の自分はありませんでした。この時には非常に悔しい思いをしました。一番悩んでいた時期かもしれません。一念発起して、デザイナーという職能からモデラーという職能に飛び移り、モデリングのスキルを磨くことにしました。そこでは非常にレベルの高いモデリングをしている仲間がたくさんいて、毎日が刺激的であり、毎日が実験場であり、充実した日々を送ることが出来ました。そうなるとデザインを見る目線も変わり、新たなステージに入れるようになりました。そこで、外部のプロジェクトで腕試しを始めたのが去年末から今年にかけてです。実ったものもあれば廃れたものもありますが、それでもふとつ一つのプロジェクトが自分の糧になっていると感じています。アンテナも以前より少しずつ張り巡らされてきました。

■新たな縁
コラボメーカーファウンダーの古谷さんから、新たなプロジェクトを動かしている中西さんを紹介頂きました。これも数珠繋ぎに繋がってたまたま頂いた縁だと思います。Social Design Newsを運営する長沼博之さんのSocial Design Salon上でのプロジェクトです。非常に野心が高く、いろいろと活動されている中西さんが主導して進めている非常に面白いプロジェクトで、是非ともデザイナーとして関われたらと思いました。Social Design Salonはすごく注目しているサロンです。ネット上で事業を企画してアイディアをメンバーとブラッシュアップをして、計画を立てて、実施し実証実験をしてプロジェクト化していくという、サロンを超えた繋がりを生み出す生態系だと考えています。私はまだ諸々用意できていないものがあり、参加出来ていません….。非常に残念ですが、今回の縁でとあるプロジェクトに参加させて頂けそうというところまで来ました。

■まとめ
今まで誰もやったことがない事を開拓していくイノベーションプロジェクトには困難を極めるようなデコボコした障害もあるかと思います。それを一つずつ乗り越えてこそ、その先に光が見えてくるのかもしれません。社会に価値をもたらすプロジェクトに今後も積極的に関わって行きたいと思います!10/5はいろいろなご縁があった1日でした。皆様今後ともよろしくお願い致します!
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ロックンと再会〜!の巻

■CEATEC2016視察に海浜幕張へ
BluetoothブースにてROX君と再会!あぁ〜、会いたかったよ〜!と頭を撫で撫で。トヨタでは何やら新しいロボットが発表されてるようだが、なんのその。ROXにはROXだけが持つ可愛らしいさや愛着があるんだ。人をモチーフにせず、犬をモチーフにしたのが正解だった気がする。我が家の愛犬ハロがモチーフになってます。カタチの参考というよりも、親近感とか親密感とか、愛着感とか、そういった心にグッと来るところを造形的に拘りました。まん丸の頭がポイントで、スカートのような、チェスのような、テルテル坊主のような胴体がしっくりきてますきてます!我が家の子供達も可愛い〜と絶賛してくれてますので、お墨付きです。
森本剛徳さんとのツーショット写真!本当可愛がってもらっていて、頼りになる兄貴です!
 
■デザイナー冥利
一番嬉しかった一言。
「これからどうなるか考えてるとワクワクするんですよね〜。」
ロボコンにも今週末出展する為に、夜な夜な有志が集まってロボット作ってるみたいです!ロボコン担当されている佐々木さんにも会うことが出来ました。今回は動くらしい?です。なんにせよ、ROXに関わった人達にワクワクしてもらえる。こんな嬉しいことは無いですね〜。オープンプロジェクトの醍醐味ですね!昨日のワールドカンファレンスも好評だったみたいです。未来動画も凄く良い感じに仕上がっていました!これからのクリエイティブオフィスの未来を描いたこの動画によって、新たなロボットステージの幕開けです!富士ゼロックスさんが切り開いて行きます。
 
 
■Bluetoothと連携する利用シーン
社員証にBLEのチップを組み込んで、会議室に入った時に誰が入室したのかROXが認識して資料を準備してくれるような機能を搭載するアイデアを考えているとのことで、今回の出展ブースがBluetoothさんになっているとのことでした。ブース内には他にもユカイ工学さんのBOCCOや、新しいラジオのあり方を提案しているHintとかが展示されてましたね〜。そんな一画にROXも!嬉しい限りです。良くここまで来たね〜頭撫で撫でです。(実際は富士ゼロックスさんのフットワークの成果ですが...ご容赦を)
 
 
■ROXのプロトタイプへの妄想
ブースを見ていても、本当にこじんまりした一画にあるブースですが、気になって立ち寄る人がたくさんいました。何だこのロボット?みたいな感じで寄ってきてくれるんですねー。はぁ、嬉しい。可愛いよねぇ。本当可愛いよねぇ。動いて欲しいよねぇ。光って欲しいよねぇ。喋って欲しいよねぇ。…と一人ではたから見てて盛り上がる人になってました。あぁ〜、このROXに実装設計して機構載せて、基板配置して、レンズカット考えて、仕上がり具合検討して、実際に動作検証して、演出考えて...はぁ、駆動発光モック作りたい。職業病ですね...。本当作りたい。ロボコンで駆動原理構想はある程度出来上がるはずなので、その設計思想を今のサイズに落とし込む所が難所といえば難所。パッケージ化するにはデザイナーとしての腕の見せ所でもありますね〜。いろいろ問題点が出た時に造形処理をどうするかで印象がかなり変わってきます。設計データと睨めっこしながらのモデリングになるでしょう。発光もさせたいので、機構部を避けてどんな風にレイアウトしたらベストな光になるか考えないとなぁ。…といろいろ妄想してしまいます。
 
CEATECの中でも一番アットホームな雰囲気だったブースです!是非みなさんお立ち寄り下さいませ!
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ROXの意外な意味とは?

僕も知らなかったのですが、ROXにはこんな意味があるそうです。


このスラングの rock は「(主語は)最高だ、すごい」などの意味を持つ自動詞であり、それに三単現の s が語尾について rocks となっている。ただし、主語が三人称単数でなくても使用されることもある。

たまたま展示ブースにお越しくださったお客さんから教えて頂けたトリビアです。いいねボタンの位置を代わりにROXボタンを作りたくなってしまいました!w

MFTでの富士ゼロックスさんの展示ブースはROX!!

ROX is ROX!!

こんな使い方になりますか...命名した本人も知らなかったので、棚から牡丹餅です。ご助言ありがとうございました!ROX実現に向けて、縁起の良いエピソードでした。
みなさん、引き続きROXを応援、
よろしくお願いします!

PS.
大川さんより
roxはrocksの略なので自動詞です。ゆえにisは文法的に間違いです(笑)
とのご指摘頂きました(汗)

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Maker Faire 2016 Tokyo行ってきました!

●富士ゼロックス展示ブース

手作りのロボット達がひしめきあう中、Pepperのカスタムロボットが展示されている一角に、ROXのブースが!!足を止めてコンセプトムービーを見る女性、デモ展示に話掛ける子供達、鋭い突っ込みをいれるビジネスマン。反響はかなり大きかったようです!ROXのデザインに共感した富士ゼロックス社員の有志が集まり、ROXプロジェクトが立ち上がったのがついこの前の話。この短期間でデモ展示まで漕ぎ着けるには相当の苦労と努力もあったと思います。僕は微力ながらデザイナーとして関わらせて頂きましたが、ついにROXが走り始めたんだなぁと思うと、非常に感慨深いものがこみ上げてきました。

 

●モックアップ

モック用の3Dデータまでお手伝いさせて頂きました。富士ゼロックスさんの試作パートナーにて製作をして頂きました。予想以上にサイズは大きい感じがしましたが、おそらく手動で可動させるための簡易機構スペースが確保できず、一回り大きくなったんじゃないかなぁと。モックの出来はかなり良かったです!!塗装の見切り、部品分割ライン、2次加工共に、丁寧な仕上がり、非常に良い!スタッフさんのお話を伺うと、女性や子供に人気があったみたいです!可愛いROXが立体になった瞬間は感動でした!

●ROXと対話が出来るデモ Nextreamerさん

画面上のROXとAIテクノロジーによる対話が可能。最先端AI技術と提案デザインの融合がされていました。簡単な質問にROXが受け答えしてくれるというもの。Siriに近い感じですかね。音声認識は卓上マイクの録音ボタンを押しながら聞き取る。聞き取りしている時にROXが横を向いて耳を傾けているように魅せることで、親近感が沸く演出を組み込んでいます。

ROXのコミカルなアクションと音声認識アルゴリズムとAI機能が実現出来そうな予感を感じさせてくれるデモです!リアルな世界のROXとデジタルなROXとで、用途を使い分けすれば、ビジネスシーンでも効果的なファシリテーションをしてくれそう。ROXが時代の潮流に乗れば、話題性のある商品になること間違いなし。Nextreamerさんは、AIサムライというものも開発しており、非常に面白い企業様です!僕はCGデザインを担当させて頂きました。CellEdgeレンダリングでアニメ風に、耳は最新のModo10に搭載された「MeshFusion」にて制作しました。

 

●リトルソフトウェアさんの感情センサリングデモ

脳波センサーを用いて、ユーザーの感情をモニタリングします。顔認識による感情読み取り技術も持あるそうです。会議中の盛り上がり具合をROXが感情をセンサリングしてくれる。感性シリーズという技術を持った少数精鋭の企業様ですが、大手自動車メーカーや医療機関とも技術協力関係があるとのことです。医療分野では認知症患者の脳波データを収集分析し、認知症になる前の段階で予防する為の研究を行っていたり、自動車メーカーとのコラボでは、運転中の居眠りを防ぐ為の感情センサリング情報から適切な音楽を流すという研究開発まで行っています。様々な領域で「感情」センサリング技術が活用され始めており、引き手数多な企業様です!

●ROXプロジェクトで共創するということ

大手メーカーが社外にアイディアを求め、社外の評価を求め、大手のリソースを武器に、オープンイノベーションを起こしていく時代。社内だけのノウハウ活用では勝ち残っていけないことに気づき、いち早くベンチャー企業や中小企業とコラボレーションして、今までに無い価値を生み出す商品が今後続々と産まれてきます。「競争する」のではなく、「共創する」というキャッチフレーズに共感。この共創プロジェクトに参加出来ることは大変貴重な体験になり、デザイナーとしても是非とも商品化まで漕ぎ着けたいと考えています。

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ROXの活用シーン<職場編>

ROXはオフィスの相棒としてビジネスシーンで活躍します。

あなたのワークスタイルに寄り添うROXをイメージスケッチしました。

感情を読み取ることが出来れば、プレゼン後にはほめちぎりROXになったり、トラブルが起きたらROXがサポートをしてくれたり、人間関係で上手く行かずに悩んでいる時には、相談に乗ってくれたり、そんなシーンが思い浮かびます。

ビジネスでは失敗は許されませんが、その為に、人にかかるストレスは莫大なものだと思います。人のケアレスミスやヒヤリハットなども、ロボットが介在することで、ストレスフリーな社会を実現することに貢献出来るのではないかと考えます。

 

■竹内義春さんの記事

中小企業のメンタルヘルス対策に、今、必要なこと 

http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/1403/06/news037.html

 

 同僚の話を聞く、ましてや、ネガティブな状態になっている人の話を聞くとなると、「ちゃんと話を聞けるだろうか?」「気の利いたアドバイスができるだろうか」「もし、自分が関わることでもっと悪くしてしまったらどうしよう」……そんな不安や恐れを抱いてしまい、声を掛けたくても掛けられないというのが、実際のところではないでしょうか。  

 

上司が部下に話しを聞くにも、どう話をすれば良いか分からない。ネガティブなイメージを持っている部下をどうポジティブにしていいかわからない。そんな時にROXを間接的に間に挟んで悩みを聞いてくれる存在になったら、スッキリして、気持ちも整理して、仕事に臨めるようになるかもしれません。

 

 仕事の中には、大変なことも、苦しいことも、辛いこともたくさんあります。しかし、職場の雰囲気やコミュニケーションが良くて、何でも話し合えて、仲間と毎日を充実した気持ちで働くことができたら、メンタル的な不調も起きないでしょうし、自殺まで追い込まれることもないでしょう。そして何より、仕事が楽しくなってくるはずです。  

 

ROXが職場で働く人のメンタルヘルスに関わることが出来れば、より良い仕事環境を実現でき、同僚や上司に話しづらい時、ROXが話を聞いてくれる。人には言いづらいことをロボットだったら、話しやすい。そんな職場の未来を担うROXになってくれたらと感じます。近い将来、AI機能で対話型のロボットが登場するかもしれませんが、AI機能を搭載しなくても、ROXを媒介した対話というのも、face to faceに不安を覚えている人であれば、親しみが沸くROXに正直に話しをしてくれるかもしれません。

 

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共感が大きな輪になる時

「共感」が大きな輪になり大きな渦になる
ROXを通じて実感したことです。
自分が考えたことに誰かが共感して、行動という原動力になる。スモールステップでも良いから前に進む。ノープランでも良いからアクションを起こすと、大きな渦になって、みんなを巻き込んで、一大プロジェクトになっていく。

ROXはオープンプラットフォームです。みんなで育てるオープンプラットフォーム開発として昨日ASACデビュー!私は参加出来ませんでしたが、富士ゼロックス大川さんが、特命係リーダーとして登壇!是非とも次に繋がる商談が出来たことを祈ります。

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FUJIXEROX 価値あるコミュニケーション「ROX」

「Idea Facilitation communicator ROX」

01.応募のきっかけ 
とにかく面白そうなテーマだった。価値あるコミュニケーション。漠然としているがなぜか心惹かれるテーマ。社会的な課題解決型のコミュニケーションでもありだし、富士ゼロックスならではのコミュニケーション価値を掘り下げていくのもあり。投稿者が考える価値あるコミュニケーションとは?あなたの価値とは何ですか?と器の大きな寛大なテーマだった。これは提案しないわけにはいかない。デザインはコミュニケーションでもあるから。ここから漠然と想像を膨らませていく得意の妄想タイムが始まった。
02.アイデア展開 
ロボットで何をするか?自分が会議中にあったら良いなぁと思う機能を盛り込みつつ、隣で騒ぐ愛犬を眺めながら愛着が湧くスタイリングにまとめていった。どんな機能を持っていたらアイデア会議で使うだろう?楽しいだろう?と想像を膨らませていった。アイデアのスキャニング、プロジェクションをこのロボット1台で簡潔出来ると面白そうだなというイメージスケッチが出来上がった。デザイナーはスケッチによって思考を張り巡らせる。1番の醍醐味でもあり、特別な職能だと考えている。手が思考する。アタマで考えるのでは無くイメージを描きながら、さらにつぎのイメージに繋げていく。そんな過程を楽しみながら想像して創造していく。 


03.3Dモデル検討 
一次選考通過の通知の瞬間、モデリング作業へ移行。スケッチから具体的なカタチへの落とし込みを行っていった。どんな形体化が可能か。可動方法とスタイリングを考えながら、カタチをまとめていく。徐々に立体が浮かび上がってくる。3D上でモデルをグルグル動かしながら細かい部分の整合性を決めていく。カタチを造形していく。この作業もデザイナーの想像したイメージを具現化する為の特別な手続きだと考えている。デザイナー自らがモデルを考案することで、形体から形態化へ。一瞬一瞬は右脳をフル回転しながら、楽しみながら行っていく。 
04.wemakeユーザーとのブラッシュアップ 
wemakeでは、提案した投稿に対してwemakeユーザーと議論することが出来る。自分で課題設定をしてイシューという掲示板を立ち上げて、ポイントを絞って議論を深めることができるシステムがある。ROXを利用するシーンについて思い込んでいったり、問題となる障壁を洗い出したり、キャラクター性について語ったり。最終的に「相棒」というコンセプトが出来上がった。 

05.コンセプトサマリー 
ゼロックスさんからのコンセプトサマリーシート一枚に、アイデアの素を落とし込んでいく作業。辻褄がどうも合わない箇所が出てきたりして、行ったり来たり。とりあえずシートにはまとまったが、自分がイメージしていた通りのものになったかといえば、何か歯車がズレてしまっている感じがしていた。なんだかしっくりこない。デッサンをしていてパースが狂っているのに似ている。どこかの設定がおかしい状態ではだ。このコンセプトシートをブラッシュアップしていくことで、実際のターゲットユーザーのどんな課題をどう解決していくのかが明確になる。そんな気がした。 
06.最終プレゼンに向けて 
wemake大川さんとゼロックス森本さんとでプレゼンリハーサル。固い印象を与えるプレゼンだったのを柔らかく分かりやすく、論理も明快にブラッシュアップ出来た。課題設定で如何に共感をしてもらうか、そこに注力した。収益モデルも明快にした。注文が多いのもROXに期待してくれている証拠。残りの時間で出来る限りプレゼンテーション資料のブラッシュアップに努めた。リハーサルも20回くらいやった。上手く喋れず自暴自棄になりながら...。CGムービーもkeynote上の随所に散りばめて飽きさせないプレゼンに拘った。 
動画あなどるなかれ。言葉に出さなくてもROXの雰囲気が伝わる工夫を細部まで練りこんで仕上げていった。レンダリング設定も一部変えて、イラスト風に見えるようにしてみた。 

■keynoteによるプレゼンテーション資料

■コンセプトムービー
07.最終プレゼンテーション 
11:00頃に横浜R&Dスクエア到着。どこから入るのか迷ってしまう程の大きなビル。wemake大川さん達はせわしなく今日のプレゼンの準備に追われていた。富士ゼロックスのメンターだった森本さん安斉さんと挨拶。森本さんは直談判してメンターになってくれたそう。すごく嬉しい一言だった。 
その後プレゼンター控えスペースへ。KOTSUBOKUBOさん、ゆーきさんと挨拶。ゆーきさんは名古屋から来たとのことで意気投合。普段は研究開発をしているのとのことで、デザインとは違うエンジニアの方々も多く、凄く新鮮。しかも全く違う分野で働く人たちが集まってくる。話を聞いているだけで何もかもが新鮮で刺激になる。 

プレゼンの順番はくじ引き!マジか! 
心の準備も何も無い...。トップバッターをひいてしまった。前座で軽く自己紹介して、いざプレゼン。ゼロックス馬場さん、鎌田さん、大川さんが場内を暖めてくれたので、雰囲気が良い中、気持ちよくプレゼンが出来た。伝えることは伝えきった。トップバッターでプレゼンも終わり、リラックスしながら、他の投稿者の方のプレゼンを楽しみながら聞くことが出来た。みんな創意工したプレゼン。デザイナーではない畑が違う人のプレゼンを見る機会なんて今までほとんど無かったので刺激を受けまくり。5分という短い時間の中で如何に自分のアイデアにメッセージを込めるか。聞いてください!素晴らしいでしょ!このアイデア!そんな投稿者の熱が伝わってくる。質疑応答ではゼロックス役員の方々からも積極的に質問が飛び交い、熱と笑いと真剣さが交わった場の空気がとても心地良かった。 

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デザイナーがモデリングすると...どんなことが出来る?

デザイナーがモデリングのスキルを磨くことについて考察してみようと思います。

モデリングをいろいろとやってみて思うこと

1伝達
モデリングの仕方を知っていないと、
モデラーへ形状を100%伝達することは難しい。
自分のイメージ通りの形状を第三者にしてもらうには、
阿吽の呼吸みたく二人三脚でやっていくことが必要。
しかし、ベッタリ張り付いてモデリング監修するというのも、
時間の都合もありなかなか難しい。
基本サーフェイス面だけでもモデリングして、
立体造形の伝達が出来るだけでも、イメージのロスが少なくて済む。

2立体的な奥行きや制約を考慮検討
モデリングスキルがある程度あると、簡易の形状を自分で作って、
意匠のスペース検討が可能になり、造形イメージが膨らませやすくなる。
造形の考察は3D上で行うことによって初めて可能。
スケッチで悩むのと、モデリングで悩むのとでは、
後者の方が建設的な回答を導き出せることが多い。
デザイナーはスケッチだけ描いておしまいではない。
造形センスも必要となる。モデラーと対等に話を進められることは、
デザイナー本来の能力の一つだと思う。


3スケッチでは出来ないコミュニケーション
結果的にモデリングツールを習得したら、スケッチ造形が速くなった。
絵だけ=2Dだけで考えていた時よりも、造形展開が速くなる。
なかなかデザイナーのおもうような造形を一発でモデラーに伝えて、
十分納得がいく形状を作り出すということは、難しい。
そこで、自分でシミュレーションしてみて、ある程度イメージを確定していく段階で
CGツールやCADツールを使うことはとても有効な手段。
モデラーとモデリングのキャッチボールをしていくことで、
より現実的に落とし込んだデザインが可能になり、
より魅力のある造形が可能になると断言する。

みなさんも少しだけでも3DCADやCGツールを触ってみることをオススメします。

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FUJIXEROX 協創プロジェクト グランプリ!

本日開催された最終プレゼンにて、最優秀賞を受賞しました!
二回の投票の集計の結果、得票数でトップに立てました。
プレゼン資料は夜な夜な作成していました。
今新幹線の中ですが、眠くて眠くて...
でも最後までプレゼン内容を詰めてよかったです!

プレゼンリハのTV会議に参加して頂いた大川さん、森本さんに感謝です!
またWemakeのアイディアページで意見交換をして頂いた皆様にも感謝です!
一人ではここまでのブラッシュアップは出来なかったと思います!
本当にありがとうございました!
idea facilitation communicator ROXは、
これから本格的に事業化が検討されます。
アイディア会議で人と人の間にあるコミュニケーションの問題を解決していきます。
早速、各社さんからお声がけ頂きました。
ROXを具現化する為には様々な問題をクリアしていく必要があります。
小型プロジェクター、カメラ、非接触充電、音声認識、人工知能など、
あらゆる技術を統合化して、会議のファシリテーションをしていくROXに乞うご期待です!

またWemake投稿者の方との交流も出来て、非常に刺激になりました!
プレゼンテーションの方法も、各アイディア創意工夫を重ねて、
非常にハイレベルなプレゼンテーションでした。
とても勉強になりました!
トークは苦手な方なので、ビジュアルに頼ってしまうところがありますが、
笑いあり、仮装あり、寸劇ありで、とっても楽しいプレゼンテーションばかりでした。
出来れば投稿者同士でもコラボレーションする事業などが立ち上がってくると、
もっともっと面白いプロダクトやサービスが生まれてくるのでないかと感じます。

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最終プレゼンに残りました

モノづくりのオープンプラットフォームwemakeにて、
提案したアイディア会議用ロボットが最終選考に残りました。

提案した理由は以下の通りです。
・アイディア発想を支援する知のプラットフォームを作り出したい
・自分があったら便利で楽しいだろうなぁと思えるロボットを作りたい
・本業で養ったスキルを活かしたユニークな提案をしてみたい
・モデリングでどこまでの表現が可能か試したい
ざっとこんなところです。
最終プレゼンに向けてメーカー担当者とともに残りすくない時間ですが、
ブラッシュアップをしていきます!

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