遊びを創る子供達に学ぶこと

なぜブログを始めたのか。インスピレーションとなるイメージをストックしていく為でした。いつもお風呂に入ると、目の前のタイルの壁にフワフワとイメージが浮かんできます。子供の頃に雲を見て、アイスクリームみたい!とか飛行機みたい!とか言っていた感覚に近いです。その時々によって浮かぶイメージは異なります。ロボットを考えていれば、ロボットの顔が。車のデザインを考えていれば、車の顔が。特に子供が異常に興味を示す新幹線や電車は彼の中で周りのあやふやなものは全て新幹線に見えているのではないかと思うくらいに、色んなところから、あ!しんかんしぇーん!という言葉が発せられます。
 
■ラベリングは自由自在だった
子供の発想力には毎日驚かされています。例えばパンは食べ物というラベルを貼っているのが大人だとすると、子供はパンは遊び道具で何にでも変身出来るものという感覚なわけで、パンを縦長にちぎっては、新幹線となり、たくさん繋げて連結させたり、レールを作ったりします。コップに注がれているお茶も飲み物という効能もありますが、実は遊び道具というものにも変化する。手でベタベタ触って遊ぶ。しまいには親に怒られてしょんぼりする。
 
■子供に負けるクリエイター
子供の描く絵というのも毎日進化しているので、その変遷を見ると非常に面白いのものです。人だった丸に、目が出来て、口が出来て、手が生えて、足が生える。3歳頃までに人の形が描けるようになります。さらに4歳はすごくて人にお洋服を着させて、髪の毛が生えて、男の子、女の子、わたし、パパ、ママ、犬を単純な記号によって描き分けが出来るようになります。色紙は絵を描くだけでなく、折ってパッケージ化して、プレゼントとして手紙をパパに渡すという演出までこなせるようになります。これって僕らクリエイターよりもクリエイティブなことしてるなぁと思うわけです。
 
■子供と一緒に遊ぶというスタイル
なので子供達にはいろんな表現方法を試して作ってみて、トライアンドエラーを楽しみながら、物事を創っていけるように一緒になって遊べたら良いなぁと。粘土、砂、紙、水、磁石などの素材を使った遊び、ブロック、パズル、図鑑、絵本、しりとりなど視覚、聴覚、触覚などの五感を刺激するような遊びをどんどんやって欲しいなぁと感じています。子供の発想から学ぶことはまだまだたくさんあると思います。親が子供に教えていることは二律背反であって、実は想像力を阻害するようなことを言っていないだろうか、そこがとても重要なんじゃないだろうかと最近つくづく思うようになりました。
 
子供達と一緒にワイワイやりながら、遊びを創るようなワークショップをしてみたいなぁというのが夢ですね。そんなことに興味ある方はお気軽にお声がけ下さい!