弱さを認め強さを知るということ

ビジネスの現場では弱さは隠す傾向にあると思います。
自分の弱点を晒すということはあまりしないですね。

しかし、人間誰でも弱さを持っています。
私も方向音痴だし、片付けが下手です。
電気の事は分からないし、設計も自分では出来ません。

自分の弱みをわざわざ公言する人はなかなかいないでしょう。
ただ、大きな弱点を克服するがあまり、
自分の得意分野を伸ばせないのは本末転倒ではないかと考えます。
実際日本の教育、ビジネスの現場、社会全体は、
弱みを克服し、平均化、均一化させるような
システムになっているのではないかと感じます。

そうなると尖った人というのは叩かれたり、隅に追いやられたり、
常識のない人間というレッテルを貼られ、
子供はイジメに合い、社会人はその地位を抹消される
といったことになるのです。

そんな社会の構造を発達障害者はどう見ているのでしょうか。
私の息子は発達障害を抱えながらも、仕事をしています。
彼の弱みだけを見て、普通の子と違う部分だけを見られ、教育現場の教師は判断します。
発達障害が何?そんなの関係ないでしょ。

では健常者に弱みを持ってない人はいるのでしょうか。
パーフェクトな人間ってどんな人でしょう。