ハードとソフトの関係はどちらも切り離せない。
特に可動する機構物や、LED電飾による制御が必要なプロダクトは、
デザイナーがイメージする動き方や光り方やサウンドをコントロールするには必要不可欠である。
スケッチからCGへ、CGから3DCADCAMへ。
制御基板、電飾基板、そのアートワークへ。
制御基板のプログラミング、電飾基板実装LEDの制御プログラミングへ。
機構設計から部品ASSY、組立設計へ。
光造形、切削による部品加工、試作へ。
2次加工から、組付へ。
制御プログラミングの実行、電飾プログラミングの実行。
一つ一つの要素をトータルにディレクションしていく。
去年はこの一連の作業を繰り返し行える機会に恵まれた一年だった。
各分野の専門家が集まり、製品が出来上がる。
商品になるまでには、まだまだ時間がかかる。
一つの製品作りには、様々なエキスパート職能が関わる。
モノ作り、特にコンセプトモデルになるようなプロトタイプには、
見る人を感動させられる美しさが必要である。
デザイナーとして、造形美には徹底的に拘りを持ってモノ作りに励んでいる。
エキスパートでプロフェッショナルな職能に、
敬意を持って物作りに、これからも関わっていきたい。